フランスよりKuraMaster審査員による酒研修

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    JUGEMテーマ:日本酒

     

    2020年1月30日フランスの日本酒コンクールkuraMaster審査員による

    酒研修旅行御一行様が来高され、当蔵へおいでになったよ。


    ボクの蔵で純米酒を数種類体験したいという宮川氏(KuraMaster運営委員長)のリクエストに
    お応えすると共に(Kuramasterで受賞したのが純米酒やったからやろな)、
    ボク等にはどうしても体験して頂きたい物があったんや。

     

    それはいわゆる『アル添』と敬遠する方が少なくない普通酒や本醸造酒。
    そして、開栓してから真夏を超えて10ヶ月近く室内に放置した瓶詰め普通酒と
    直近で同じタンクから瓶詰めされた物の味わいの違い。


    この2つの体験にはフランスのトップソムリエの皆様も驚きと感動を隠せない様子でした。

    日本ではアルコール添加した酒だから、普通酒だからと、
    また精米歩合が高ければより良いという間違った情報や先入観から
    良くない酒のレッテルを貼られてしまいがちやね。
    またワインは開栓後、酸化してしまうので2日と変わらぬ味を保つ事はできんよね。

     

    彼等もまたそのような情報の中にこれまであり、中には疑問を感じていた方も居り、
    此処でそれを払拭する体験を提供出来たことをボクらはとても誇りに思い、
    またボクらの考えに身を持って体験し、共感して頂けたことは、
    これからの酒造りに更にこの信念を持って磨きをかけていける強力な支えとなります。

    (室内放置のお酒に関しては、日本酒をぞんざいに扱って良いという意味ではないよ。
    実際、瓶詰めして封を切った飲みかけのまま放置されても問題はまずないやろけど、
    全く変化がないわけではなく、勿論良くもならないので、
    早めに飲むに越したことはありません。)

     

    熟成酒に特化した日本酒を醸し、日本酒業界の表と裏を包み隠さず語った我等が店主には
    拍手が贈られ、お誉めの言葉を頂きました。

     

    (M.David Biraud氏 
    ソムリエとして MOF(国家最優秀職人章 )を授与され、
    数々のソムリエコンクールで優勝、入賞を果たしている。
    2019 年の世界ソムリエコンクールにて準優勝
    現在、パリ・マンダオエタルホテ(5星)ディレクターソムリエ)

     

    それにしても、彼等の分析の細かさ、表現の多様性、お酒に関する知識、
    情熱の深さ、貪欲な探求心には感服致しました。

    これからも各地の蔵を訪ねて、日本酒の魅力や奥深さに触れ、お互いを研鑽し、
    フランスから世界に向けて発信してくださる事でしょう。

     

     

    以下はBulles Gourmandesからの記事抜粋

    (http://bullesgourmandes.over-blog.com/2020/01/les-sommeliers-francais-au-pays-du-sake-sous-le-charme-d-un-brasseur-atypique.html)

    「《川尻秀雄さん、感動的な情熱を持ち合わせた方》
    我々は川尻秀雄さんに会うこと以外考えられず、ここに立ち寄りました。
    彼は、驚くほど純粋(英語で言うところのシンプルです。ここでは、
    敬意をこめてひとつのことを純粋に考え、想い、
    それ以外の雑念は排除しているような使い方です)であり、
    彼の作品にソムリエたちは敬意を払い、
    代わる代わる賛辞を送るとても素晴らしい時間でした。
    彼は熟成された酒を選び、私たちはそれらに魅了されました。
    彼は、まるで遊び心でお客をもてなす主人のように楽しんで我々を迎え入れてくれ、
    試飲は、1998年産の思いがけない焼酎もありました。(←これはアル添酒の事やね)
    そして、この夜は2001年に造られて2014年に瓶詰された酒や、
    2011年に造られ2019年瓶詰された酒のうち、
    7か月の違いがある2本の酒の飲み比べなど、思いがけない催しも準備されていました。
    2本目のものは普通に飲まれるものですが、
    それ以外は杜氏にのみ試飲が許されているものであり、
    まだ周囲の温度が変わる前の4月に味見されます。
    今回の訪問は、古酒に対する新たな発見があり、
    欧州人の食事にどのように合わせることができるか考えることができ、
    ソムリエたちはこの日を決して忘れることはないでしょう。」

     

    と、帯同されたソムリエ専門誌Terre de Vins のメインライターであるジャーナリスト
    Jean Bernard氏はHP<Bulles Gourmandes>で綴っております。

     



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